皆さんはコマーシャルや雑誌等で禁煙外来って見たことないですか?主にヘビースモーカーの方の為に禁煙を促す為の治療を行っています。12週間の間で5回診察を受けることになります。お医者さんとバディを組んで安心して禁煙することが出来ますよ。

高齢者も利用している禁煙外来

煙草の煙には数千種類上の化学物質が含まれており、その中にはタールなどの発がん物質があることが確認されています。このために、多くの人は禁煙に取り組むのですが、かなりの確率で挫折してしまいます。これはニコチンという中毒性の強い物質を含んでいるからであり、煙草は嗜好品ではなく依存性の薬物と認識されています。

この煙草による被害を減らすために、医療機関では禁煙外来を用意しています。現在では厚生労働省に承認された治療薬の処方も行っており、自力では難しい禁煙をサポートしています。12週間かけた場合の禁煙外来では、約50パーセントの確率で成功していることが報告されています。

禁煙外来で使用されている内服薬は、アセチルコリン受容体に結合することにより快楽物質のドーパミンを少量だけ放出するという内容です。この状態で煙草を吸っても美味しく感じられず、また煙草を吸わなくても苦しいと感じることはありません。このままに日数が経過するごとに、食後や寝起きの一服による習慣的依存も徐々に解消していくことになります。

喫煙者と非喫煙者とでは死亡率が約2倍違うと言われており、寿命は約10年違うというデータも報告されています。これは、高齢者であっても同様です。また、喫煙により深刻な疾患に見舞われた末期は、呼吸が困難になるなどクオリティーオブライフは著しく低下した状態となります。快適な生活を最後まで過ごしたい場合は、煙草を止めるということが重要なポイントとなります。

禁煙外来には、このために高齢の利用者も少なくはありません。禁煙するのに年齢は関係がないからです。禁煙することにより味覚や呼吸が正常になるので、高齢者も食事や運動を存分に楽しむことが可能となります。